「へぇ、タイ語の読み書きできるんですか?すごいですね。」
「いやぁ、タイ語ダメなんですよ。ははは。」
というような発言は、今日からは終わりにしましょう。
だって、みんなタイ語をある程度は操れるんだから。

今から13年くらい前に働いていた会社には、アメリカやカナダやオーストラリアで生まれ育った、日本語の発音に少し英語っぽい感じが混ざるような日本人が数名いました。僕は彼らに、僕と話す時には英語を使って欲しいとお願いして、その後に計画していた世界一周の旅に向けて、英語力を鍛えていました。
ある日彼らの一人から「後藤さん、あまり英語をしゃべれないって言わない方がいいよ。」と言われました。「だってしゃべれなくないんだから。」
あの時の言葉は、きっと僕の言葉に対する意識に大きく影響をしていると思う。

どうも僕らはしゃべれるって言っておいて、あまりしゃべれないじゃないかと思われるのが恥ずかしいようで、前もって「あんまりしゃべれないんです。。」なんてことを発言するのだが、大切なのは自分で自分をしゃべれる奴だと言い聞かせてやる事。
Yes, I do speak English. と ครับ ผมพูดไทยได้ครับ(クラップ。ポム・プーット・タイ・ダイ・クラップ。) 臆する事なかれ。

タイ語を学ぶべき5つの理由

1.なぜならここがタイだから

もしここがアメリカなら英語を、ドイツならドイツ語を、イーサーンならイーサーン語を勉強し続ける。当たり前だろうが。

2.自分の言葉で伝えられる

表現が拙いにしても、自分の言葉で相手にものを伝えることができる。語彙が貧弱なのは、気になる所から改善していけばいい。
通訳?訳者の感情がはいってくるから君の言葉じゃないよ、それは。大事な話を他人にさせるのか、君は?

3.気持ち次第で僕らはトリリンガル

自分で話せる人間だと意識改革してしまえば、僕らは日本語と英語とタイ語の三ヶ国語を操るクールな奴だ。タイ語が使えるってかっこいいでしょう?

4.タイ文字が模様でなく、意味を持った文字になる

街に溢れる文字が、何が書いてあるか分からない異国の雰囲気をつくりあげるものから、自分が足をついて生活する場所の文字に変わる。
屋台に腰を下ろして、紙切れにタイ語で注文を書き込んでオーダーする。いいもんだぜ。

5.リアルタイ人ごっご

しばらく通った食堂で、「どこ行って来たの?」「そこのジムで運動してるんだよ」みたいな挨拶を続けていると、ある時に店の人から「来週から日本に旅行へ行くんだよね」という話になり「あ、そうなんだ。何処行くの?」「東京」「本当?僕は東京生まれだよ」と言うと、「また〜、冗談言って〜」なんて言われて、免許証を見せて日本人であることを確認してもらう、みたいな事が稀にある。面白い事に店のおかみは、僕をタイ人と認識していたのだ。このタイに融け込んでいく感じは癖になります。
逆にタイ人と日本へ行って、日本を英語で過ごす、というのも日本人の対応が垣間見られて面白いのでオススメです。

タイ語を上達させる3つの心構え

1.タイ語は声調言語である

初めて買ったタイ語-英語の辞書の冒頭に次の一文がある。

Thai is a tonal language, its pronunciation presents new challenges for English speakers. If the tone is wrong, you will not be easily understood even if everything else is correct.

tonal language という初めて聞いた言葉に興味を持ちました。声調言語。
発音が違っていると意味が通じない、という事をその後に肌で感じると、タイ語においては、なによりも調子が大事なのだと考えるようになった。発音を知ろうと思うと、カタカナや英語のアルファベットでの読み仮名では、どうしても正確な音を表現できないので、中途半端なままタイ文字を勉強することになる。

タイ文字を敬遠している人が多いと思うけど、それほど沢山のルールがあるわけではないし、全部覚えなくても前進することは充分に可能なので、少しずつ進めるべき。ベトナム語は声調が6つあるようなので、それに比べればタイ語の5つはひとつ楽ができるし、実は日本語も少しマニアックな声調の性質を持つ。

「タイ語」「講座」という2つの単語。それぞれを独立した単語として発音する場合と「タイ語講座」という単語にして発音する場合とで、「講座」のアクセントが変わるのにお気づきだろうか?覚えた発音が別の単語と合わさる事で変わるのだから、これは日本語学習者にはやっかいな事柄ではないかと想像する。

2.恥ずかしがる事なんて何もない

というのは2つあって、1つはタイ語は僕らの言葉ではないので、間違って当たり前。だとすれば、何も恥ずかしい事はないじゃないか。
2つめは、これまで自分の口から発した事の無い音を発する恥ずかしさがあると思う。初めて行ったハワイで片仮名の「ハンバーガー」ではなく、「hamburger」と言うべきだと気づいた時に、「トマト」は「tomato」になり「レコード」は「record」になったのだが、初めのこそばゆかった感覚はよく覚えている。これについては、僕の敬愛するアージャーン・アダムも「การที่พูดภาษาที่สองได้ถูกต้องและชัดเจนไม่ใช่การกระแดะ(第二言語を正しく、はっきりと話すことは、気取っていることとは違う)」と言っている。

3.話をしよう

今から20年以上昔、まだ僕が旅を始めたばかりの頃、「言葉が無くても、気持ちがあれば分かりあえるんだよ」と本気で思っていたし、周りに暑苦しく語っていたかもしれないが、それはどうやら旅に浮かれていた少年の早とちりであったようで、通りすがりの旅人であれば、笑顔と想いとジェスチャーとで何かを分かりあえた事もあっただろう。しかしいつまでも笑ってばかりいる訳にもいかない。話をしようぜ。

まとめ

人懐っこい人の多いタイ人です。フルーツを買う時、タクシーに乗った時、いつだって彼らが話し相手になってくれるはずです。
こちらの言っている事が聞こえないと帰ってくる強めの「はぁ?!」は、誰もが体験しているでしょう。あれは口を開く事を臆病にさせかねないけれども、別に僕らを黙らせる為に言ってる訳ではなく、ただ聞こえないからの「はぁ?!」なので、気にする必要なし。早速次の会話からは機会を見計らって、強めの「はぁ?!」を使ってやりましょう。

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