GDM という社名を聞いてあまりピンと来ない方でも、バンコクに居るのであれば、『ArayZ』という情報誌は目にしたことのある人が少なくないのではないかと思う。今回はArayZ誌発刊の他にも、タイへの進出時や事業拡大の際などに必要な土地探しや、オフィスの手配などビジネスの土台になる部分の事業を担っているGDM THAILANDの制作実績からコーポレートサイトの制作時に抑えておきたいポイントを見ていきたい。

タイビジネスの土台を、トータルサポート

会社案内ページの大切さ

 弊社での過去の実績から解析結果を見ると、コーポレートサイトの場合、最もよく見られるページとしてトップページの次に会社案内ページが上がってくる。

 BtoCの購買では、自分一人の考えや直感により、短期的に決定に向けて動くことが多いが、BtoBにおいては購買までのプロセスに関与してくる人数は多く、かかる費用も多いため、直感で決まることよりは、論理的な思考を持って、長期的に決定がされると言われる。

 利用者はウェブサイトを訪れ、会社案内ページを見る。信頼のおけそうな会社だという印象を残せれば、別のページに移るかもしれないし、次回以降の再訪につながるであろう。BtoCの商材と違って、ちょっと覗いてみたページで商品を見つけて「色使いが好みで、なかなか良さそうだから、試しに買ってみよう」という感じに購買されるのではなく、他社との比較や社内や上司との調整をして、長期に渡る決定が必要なので、「次」に繋げられるよう、信頼を獲得できる内容の会社案内ページを作っておく必要がある。

 実際にリニューアルしたGDM THAILANDのウェブサイトでも公開後の閲覧数は、トップページ以降は次のように並ぶ。

  • 1位 トップページ
  • 2位 会社案内ページ
  • 3位 代表挨拶ページ
  • 4位 会社概要ページ

 発信側は、会社がどんなことをしていて、何を得意としているのか、ということを言いたくなりがちだが、利用者はその会社がどんな会社なのかという情報の方を多く見ているということを覚えておきたい。

一般的で具体的な言葉と図を使って分かりやすく

 上記では、会社案内ページが大切だと書いたが、もちろん事業内容ページは、それに次いでよく見れるページとして上がってくる。

 ここで気をつけたいのは、こちらはその業界の専門家なので、その業界でしか使われない専門用語を使って説明をしてしまうことがあるが、門外漢の人間が聞いても分からないことがあるので、なるべく一般的で具体的な言葉を使って分かりやすく伝えることを心がけたい。また、それを図に落として表現できると、視覚的に理解が進むので、分かりやすく伝えるための有効な手段になるだろう。

業務内容を分かりやすく図にしたもの

継続した情報発信をしていきたい

 タイでも自社で情報発信をしている企業は増えてきたが、その目的は、企業の顧客になる可能性のある利用者を多く獲得することにある。これはBtoBに限らず、BtoCにおいても言えることだが、見込み顧客層に自社の存在を知られて、母数を広げておくことで、最終的な受注の数も増えていくという考え方である。

 実績や御社の持つ知見を惜しみなく発信して、信頼を獲得できておくと、すぐに顧客とならない場合でも、必要となった時に声をかえてもらえるようになる。例えば、GDM THAILANDであれば、今現在はタイに工場用の土地を探していないが、その場合になったらGDM THAILANDに相談してみようと記憶に残されることになる。

 自社の財産でもある貴重な情報をどこまで公開するか、というのはよく考えなければいけないところではあるが、個人的には、核心に触れないように気をつけた結果、あまり芯のないぼんやりとした情報を出すよりも、思い切って振る舞ってしまうくらいでも問題ないと考えている。利用者に対しては、詳しい情報を提供することで、不安を取り除く要因になるだろう。

 気になるのは同業者に真似をされるのではないか、というのがあると思うが、それで業界全体の底上げになるのであれば、それも良しと考えるくらいで良いのではないかと思う。そもそもまったくのオリジナルのアイデアなどどこにもないし、あちこちから摘んできたアイデアが、合わさったり削がれたりしてオリジナルになっているものだし、奮発して出した情報を使って新たなライバルが生まれてくるくらいそこに情熱と時間を注ぐ人はそれほど多くなくて、だからこそ一生懸命やればそこにチャンスがあるわけで。

 話が少しそれたが、情報発信については、やったことのある人なら分かると思うが、継続していくことの難しさがある。担当者にしてみれば、ただでさえ日々の仕事に追われているのに、そこに新しい業務が増えるのだから無理もない話である。更新体制や更新のしやすさを考えておくのが重要になってくるが、半年、下手をすると1年前の日付が最新情報として並んでいるような状態になるのは避けなければけない。

まとめ

 上記で挙げた3点の他に、見た目に関しては、色味やコピーに気を配り、取り扱う事業が高額で、法律も絡んでくるものなので、飾らない表現を目指しました。これらひとつひとつの作業を丁寧に行っていく結果が、信頼をつくり、顧客を生んでいくものと考えています。

 コーポレートサイトの立ち上げやリニューアルを考えている方の考察のきっかけにでもなれば幸いですし、これを基に、弊社でのコーポレートサイト制作に対する考えもより深めていくことにします。

GDMコーポレートサイトのリニューアル画面
GDM THAILAND CO.,LTD.のコーポレートサイトのトップページ

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