WEB制作ごとうまさとし事務所新設のお知らせ

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　2019年11月に事務所の新設を行ないましたのでお知らせいたします。

　ところで、僕のアパートは6部屋だけのなかなかナイスな場所で、同じ敷地内にはワインバーと美容室とマッサージ屋とヨガスタジオがあって、高級車が数台も止まっていて、僕の部屋にも掃除が入るような、ようするに羽振りの良いオーナーがいて、そのオーナーと会ったときに「じつは事務所として使える場所を探しているんですが、どこかに持ってないですか？」と聞くと、敷地内の余っている部屋へ案内してくれ、金額や登記ができる件などの説明をもらったのだが、求めている感じと違う旨を伝えると、しばらく考えて「そうしたら、ここに新しい場所を建てたあげようか？」と考えてもいなかった答えが返ってくると、鉄骨の柱が組まれ、壁が塗られると、あっという間に事務所ができてしまいました。立派な机2つと華道をやっているオーナーの生花のプレゼント付きで。

　余談ですが、同じ時期に5年ほどバンコクでの生活を共にしたバイクを売ることに決めて、毎日顔を合わせるモーターサイのドライバーに「買い手を見つけてくれたら売値の10％渡すよ」と相談すると、2日後には買い手が決まり、やはり遠くの親戚より近くのタイ人だよなあ。

　新設の事務所は、すごく小さな場所なので制作環境のみを移して、これまでの事務所はHEAD OFFICEとして残し、制作以外を行っていくことにしました。新事務所の外には小さいテラスもあるので、おいしいコーヒーを飲みながら、前向きな打ち合わせができると思います。

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以前に壁画を描かせてもらったオンヌットの「とくちゃんの酒場」ですが、2020年1月をもって閉店となりました。壁画は弊社で引き取りましたが、かなり大きなものなので、どうしたものかな、と考えていましたが、オーナーに話すと「それなら、ここに飾ったらどうか？」と場所を与えてくれました。

事務所の向かいの通りはメイン通りから1本中に入るので、マッサージ屋への入り口は少し分かりづらいのですが、この絵が飾られたことで、ひとつのシンボルのようになって、良い役割を果たしそうです。先日も散歩中の白人が興味を持ったようで、スマホを取り出して写真を撮っていました。

さらに気を良くしたオーナーは、「ここでタイ料理とコーヒーを売る」と言って、空いているスペースに机と椅子を並べて、出店の準備をはじめました。今日は職人が来て、照明の設置をしていました。1枚の絵で、人の心が動くのを目の当たりにして、「とくちゃんの酒場」のことは残念だったが、捨てる神あれば拾う神ありを実感しました。

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CREATIVE BRANCH 前のスペースですが、すぐに出店者が決まり、2020年2月3日よりオープンしました。店名は店主の名から「Naa Lek Kitchen(ครัวน้าเล็ก)」、手前味噌ですがワタクシの命名。北部料理のข้าวซอย（カオ・ソーイ）、ขนมน้ำเงี้ยว（カノム・ジーン・ナーム・ンギィヤオ）それと、ผัดไทยกุ่งสด（パッタイ・グン・ソット）がいつものメニューとしてあり、日替わりでผัดหมูขิง（パット・ムー・キン）แก้งเขียวหวาน（ゲーン・キアオ・ワーン）などがあります。น้ำเงี้ยวは初めて食べましたがトマトベースで美味しいです。

食堂ができると、裏の美容室のスタッフが手伝いに来たり、敷地のオーナーの親戚やワインバーのスタッフ、メーバーンなんかと一緒に昼食をとったり、店主の息子が暑さ対策のため屋根の工事にきたり、またその工事をするのでも、そこに集まってる皆が手を動かすわけでもないのに、ああしろ、こうしろとワーワー言っていて、とにかく賑やかになりました。

2日続けて食べに来たアメリカ人のグループの一人は、こういうスモールビジネスを応援していると言って、Google Mapに登録してくれていました。またまた手前味噌ではありますが、チョークを使って黒板に店名とメニューを描いて、下心なしに皆でこうできるのに幸せを感じています。

そう言えば、徳ちゃんの酒場の跡地は、「やきやき十兵衛」という鉄板を扱うお店に変わっています。大根おろしのお好み焼きがあっさりしておいしかったです。

「Naa Lek Kitchen」も「やきやき十兵衛」も長く続くと良いなあ。

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MASATOSHI GOTO CO.,LTD

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