タイ語を上手に使う日本人が増えているように感じます。仕事で会うお客さんは流暢なタイ語を話し、SNSでは上手なタイ語を発信する人がいて、外務省の統計を見ると、タイに住む日本人の数は2018年で75,647人。僕が移ってきた2011年の49,983人と比べても約25,000人増えています。※ 日本人の数が増えれば、タイに住むならタイ語を使えた方がいい、と考える人は増えるだろうから、その数は実際に増えているのだろうし、すごく良いことだと思っています。
※参考:外務省 海外在留邦人数調査統計統計表一覧
本記事ではこれからも増えてくるだろうタイ語を使う人に向けて、Googleが提供するフォントサービスの中から全31種類のタイ語フォントを紹介します。
(2021年10月25日に確認したところ、それまでの26種類から増えていました。ありがとうGoogle Fonts!)
2023年9月5日に「Anuphan」を追加。現在全32種類のタイ語フォントが利用できます。
全32のタイ語フォントをタイプ別に分類
2010年からサービスを開始したGoogle Fonts。その6年後からタイ語が扱われ、現在32のフォントがあります。全てを無料でダウンロードできて、WEBフォント(閲覧者がフォントを持っていなくても、発信者の指定した通りに表示する仕組み)としても利用ができます。さらに商用利用も含めて著作権がフリーとなっているのですから、本当にありがたく、助かっています。
タイ文字は、その特徴のひとつであるクルクルのあるフォントとクルクルのないフォントに分けられるので、ここでも2つのグループに分けて見ていきます。タイ文字のクルクルについては別の記事で紹介しているので、そちらをご覧ください。
それでは見ていきます。
並んでいるフォントは全て、サイズは20px、ウエイト(幅)がRegularとBold(BoldのないものはRegularのみ)、スタイルはNormalです。
クルクルがあるタイ文字フォント 22/32個
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Regular – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Regular – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra-light – Light – Regular – Medium – Semi-bold – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra-bold – Black
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra-bold – Black
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Regular – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra bold – Black / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Regular – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra bold – Black / Italic
クルクルがないタイ文字フォント 10/32個
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – ExtraLight – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra-light – Light – Regular – Medium – Semi-bold – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra bold – Black / Italic
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra-light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra-bold – Black
การใช้ฟอนต์ไทยกูเกิ้ล
Thin – Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold – Extra bold – Black / Italic
Cadson DemakとSuppakit Chalermlarp氏
32個のフォントのうち25個はCadson Demak(คัดสรร ดีมาก)社によって作られたもの。※ Cadson Demakは東南アジア市場でブランディングからタイプフェイスまでを行っている企業で、WEBサイトを見ると日本語の自社ロゴマークがあって嬉しくなります。
残りの1個はSuppakit Chalermlarp氏によるものです。氏の手掛けた Sarabun(สารบรรณ)は、「公文書」の意味でタイ版Wikipediaのロゴにも採用されています。そのロゴデザインをしたのは、タイ語のフォントを配布しているウェブサイトf0nt.comのグラフィックデザイナーだそうです。
Google Fonts上ではローマ字表記しかないフォント名ですが、ちゃんとタイ語名もあって、それを見るとローマ字だけの時よりもそのフォントの雰囲気がつかみやすくなります。ไอติม(アイスクリーム)、มิตร(友達)、พร้อม(準備ができた)、ครับ(クラップ)、มะลิ(ジャスミン)、คณิต(計算)、ชลบุรี(チョンブリー)、ศรีราชา(シーラーチャー)、พัทยา(パタヤ)など。クルクルのない書体ではチョンブリー、シーラーチャー、パタヤと日本人にも馴染みの深い地名が見られますね。
※Pattayaフォントは、Pablo Impallari氏のつくった人気のWEBフォント「Lobster」をベースにCadson Demakがタイ語版をつくったもので、制作者はMultiple Designersとなっています。
まとめ
ほとんどのフォントでは、Extra light – Light – Regular – Medium – Semi bold – Bold と贅沢にウエイトが用意されています。プロジェクトの中で1種類のフォントを選び、見出しには太字、本文には標準と使い分けができるので、使い勝手が良いです。
Regularのみのウエイトを持つフォントは、本文のように文字数が多い場面での使用は避けて、ブログや動画のサムネイルに使うと目を引くでしょう。
Google Fontsのタイ語フォントを使いこなして、タイ語の制作に勤しみましょう。もちろん、Cadson Demakへの感謝を忘れずに。
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