いつも通り夕方にサンデーマーケットに到着する。
ターペー門から来ると初めの十字路。ちょうどWawee Coffeeのある所。
今からずいぶん前、チェンマイに住んでいた頃にこの場所に足繁く通っていたことがある。

手短に準備をすませると、18:00になり国歌が流れ出す。
国歌の流れる数分間でこれからの自分を信じてみたり、日本へ思いを馳せたりしたものだ。

チェンマイのサンデーマーケットでの著者 2007年頃
チェンマイのサンデーマーケットでの著者 2007年頃

僕のいつもの場所には、決まってひとりの少女がやって来た。
真っ赤なラーンナー衣装に身を包み、
タイの木琴(ระนาด=ラナーット)を叩いた。

マーケットのある長い通りは、いつだって現地の人や国内外からの観光客でいっぱいだ。
少し浮かれた老若男女の中に、この場所で生活を組み立てようとしている僕。
聞こえてくる色々な国の言葉、笑い声、虫の声、遠くを走るトゥクトゥクの排気音。それに少女の叩く木琴の音色。妙にしっくりと来て、居心地の良い時間だった。

それからしばらく経って僕がバンコクでの生活にも慣れて来た頃、チェンマイの友人が日本へ遊びに行くと言う。僕もあわせて日本へ帰り、実家に泊まってもらった夜に音楽を聞いていた。

何がかかっていたのかは覚えていないが、友人の言った「昔のタイ音楽はマイナーがなかったんだよ。メジャーだけ。タイの楽器に♯や♭がなかったから。明るく、楽しく、陽気に、愉快に。それがタイ人。」という言葉に、「おぉ、タイランドよ。」と深く納得した。

そんなみんな大好きタイランドのタイ音楽を、友人のコメント付きで紹介します。

อันนี้เพลงโบราณ ยอดนิยม จากภาคกลางครับ
คนไทยทุกคนคุ้นเคย

伝統音楽で最も人気のある曲
中部タイのもので、全タイ人が親しんでいる

อันนี้คือ เพลง ล่องแม่ปิง (ล่อง=นั่งเรือไปเรื่อยๆ + แม่ปิง=Ping river) คนล้านนาเกือบทุกคนได้เรียนเพลงนี้ครับ
これは「ピン川をいく」という曲
ほとんどの北タイの人間が勉強してきたもの

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