1995年設立のタイの日系自動車部品メーカー、Mitsuboshi Forgingの三言語コーポレートサイト制作。初回制作では会社案内・製品カタログとして使えるWebサイトを日本語・英語・タイ語で構築し、約8年後のリニューアルでは白を基調とした明るいデザインへ刷新。リニューアル後は海外からの製品問い合わせや協業相談にもつながっています。

制作事例の基本情報
URL https://mitsuboshi-forging.asia/
業界・業種パイプ塑性加工 溶接、機械加工、熱処理等
ジャンルコーポレートサイト
デバイスPC/スマートフォン
言語日本語/タイ語/英語
当社業務範囲WEB戦略設計/コンテンツプラン/情報設計/デザイン/HTMLコーディング/システム要件定義/システム開発/プロジェクト管理

ラムルッカの工場訪問から始まった案件

Mitsuboshi Forgingとの最初の仕事は、約10年ほど前にさかのぼります。

当時、Mitsuboshi Forgingの日本人担当者からご連絡をいただき、Webサイト制作の相談を受けたことがきっかけでした。

会社はラムルッカにあり、当時まだ車を持っていなかった私は、タクシーを手配して工場まで訪問しました。弊社を設立して間もない頃の案件で、今振り返っても印象に残っている仕事のひとつです。

タイで会社を始めたばかりの頃、ひとつひとつの問い合わせと打ち合わせを大切にしながら、実績を積み重ねていた時期でした。

1995年設立の日系自動車部品メーカー

Mitsuboshi Forgingは、1995年にタイで設立された日系の自動車部品メーカーです。

自動車、オートバイ、農機具、汎用機器などに使われる部品を製造しており、タイの製造業を長く支えてきた企業です。

現在のサイトでも、自動車向け部品、オートバイ向け部品、農機具・汎用品向け部品、VA・VE提案、生産ライン、品質保証など、製造業としての技術力や対応領域を紹介しています。

「実はタイで生産されている自動車の2台に1台は、当社で作られた部品が採用されています」というキャッチコピーにも、同社の実績と存在感が表れています。

会社案内・製品カタログとして使える三言語サイト

初回制作時、Mitsuboshi Forgingにはまだ本格的なWebサイトがありませんでした。

そこで、会社情報やサービス内容を発信し、営業時の会社案内や製品カタログとしても使えるWebサイトを制作することになりました。

サイトは日本語・英語・タイ語の三言語対応です。

当時はまだ現在のようにAI翻訳を使える時代ではなく、翻訳は外部の訳者へ依頼し、その後、専門用語やニュアンスを社内のタイ人スタッフに確認してもらうという流れで多言語化を進めていました。

まず主言語となる日本語または英語を公開し、その後、翻訳が整った言語を追加していく。これが当時の弊社の多言語サイト制作の基本的な進め方でした。

初回制作から約8年後のリニューアル

初回制作から約8年が経過した頃、サイト全体のリニューアルをご相談いただきました。

以前のサイトは青を基調とした、やや重い印象のデザインでした。長く使ってきたことで、見た目にも少し古さが出始めていたため、リニューアルでは白を基調にした明るく爽やかな印象へ変更しています。

製造業のサイトでは、信頼感や技術力を見せることが重要ですが、同時に古く見えすぎないことも大切です。

今回のリニューアルでは、企業としての安定感を保ちながら、現代的で見やすいコーポレートサイトに整えることを意識しました。

トップページとサービスページを中心に整理

リニューアルでは、特にトップページとサービスページの見せ方を重視しました。

トップページでは、Mitsuboshi Forgingがどのような会社で、どのような分野の部品を製造しているのかがすぐに伝わるように構成しています。

また、アニメーションも取り入れ、ページを開いた時に目を引くようにしました。ただし、製造業のコーポレートサイトなので、派手にしすぎず、落ち着いた印象を保つことを意識しています。

サービスページでは、自動車向け、オートバイ向け、農機具・汎用機器向けなど、製品カテゴリごとに情報を整理しました。

Mitsuboshi Forging コーポレートサイト
Mitsuboshi Forging コーポレートサイト。白を基調にした明るいデザインへリニューアル。

製品問い合わせ・協業相談につながるWebサイトへ

リニューアル後、Webサイト経由での問い合わせも増えています。

英語フォームから、製品のサイズや型番に関する具体的な問い合わせが届くこともあり、すぐに見積相談へ進むようなケースもありました。

また、中国やインドなど海外からの問い合わせや、協業を希望する相談も届くようになっています。

製造業のWebサイトでは、製品情報や技術情報を整理しておくことが、海外企業からの取引相談につながることがあります。Mitsuboshi Forgingのサイトも、会社案内としてだけでなく、営業窓口として機能するサイトになっています。

ロゴやグラフィック制作も含めた支援

Mitsuboshi Forgingでは、Webサイト制作だけでなく、ロゴやグラフィック制作も担当しています。

現在のコーポレートロゴでは、Futuraを使った文字設計や文字間の調整などを提案しました。

また、社内に掲示するポスターなど、Web以外の制作物も担当しています。

Webサイトだけでなく、ロゴ、印刷物、社内掲示物など、企業の見え方に関わる制作物を継続してサポートしてきた案件です。

Mitsuboshi Forging グラフィック制作実績はこちら

長く付き合う中で広がっていく実績

Mitsuboshi Forgingとの仕事は、Webサイト制作だけで終わりませんでした。

その後、同じくタイの製造業であるYamada Somboonの案件をご紹介いただくなど、新しい仕事にもつながっています。

タイの日系製造業は、専門性が高く、Webサイト上で何をどう伝えるかが難しい分野です。その一方で、製品情報、技術力、品質保証、会社の信頼性を整理して発信できれば、海外からの問い合わせや協業相談にもつながる可能性があります。

Mitsuboshi Forgingの三言語サイト制作とリニューアルは、弊社にとっても、タイの日系製造業向けWeb制作の経験を深める大切な実績のひとつです。

BtoBサイト制作・コーポレートサイト制作についてはこちら