[ 2019年8月20日 アップデート ]

MoMAoM | The Museum of Modern Art of Masa-chan‎ のオープンをしました。
と、言っても実店舗ではなくウェブサイトのオープンです。本当は小さなもので良いのでデザイン事務所兼ギャラリーを持ちたいと考えていますが、なかなか良い話に出会えず、今は機が熟すまで温めているところです。

まずは、2005-2006年の作品を掲載しました。年ごとのアーカイブと各作品に簡単なコメントも付けているので、そちらも読んでいただけると、別の味わいが出てくるかも知れません。

MoMAoM

2005年

2005年ウェブ業界では、Macromedia社のFlashというアプリケーションが全盛の頃で、このアプリケーションはiPhoneでの閲覧ができずに表舞台から姿を消してしまいましたが、動きのあるウェブサイトをつくるのと同時にマウスに反応するアニメーションなどもつくれ、猫も杓子も、という時期でした。

御多分に洩れずワタシもフラッシュを使って、ウェブサイトやフラッシュ・アニメーションをつくったりもしました。

フラッシュ・アニメーション

当時の自身のウェブサイトを早送りした動画

2006年

2006年の目玉は、なんと言っても世界を旅する中で描かせてもらった壁画になります。
新しい土地に着くと宿を探して、そこに手頃な壁があれば、オーナーと交渉をして、絵を描く代わりに宿泊代をただにしてもらう、ということをやっていました。

エジプトのダハブという街で描いた壁画
エジプトのダハブという街で描いた壁画

2007年

2007年は世界一周の真っ只中。
チャンスがあれば、壁画をやらせてもらい、スペインでは、パンプローナからサンティアゴまで800kmを約1ヶ月かけて歩き、サンクリストバル・デ・ラス・カサスでは、その頃偶然に出会った作家たちと一緒に展示をやった。そして、2007年の終わりにタイに入った。

これまで次々と別の街から国へと移動を続けていたが、この後で半年ほどチェンマイに済んだ。よい縁が続き、今現在のタイでの生活の起源はここにある。

ブルキナファソのボボ・デュラッソという小さな街で描いた壁画
ブルキナファソのボボ・デュラッソという小さな街で描いた壁画

よく店を出していたチェンマイのサンデー・マーケット
よく店を出していたチェンマイのサンデー・マーケット

2008年

旅をしていると3年とか5年とか長い人だと7年も日本に帰らずに旅を続けているという変わり者がいる。金を節約したり稼いだりしながら。ぼくもどちらかというとそういう旅ができてしまう変わり者だったのかもしれないが、上海から大阪に到着する船に乗ることを決めて、この旅には一応の区切りがついた。

戻ってからのことはあまり考えていなくて、何とかして絵を描くことで生活がしていきたいとだけ、ぼんやりと頭の中にあった。ところがこれがかなり甘い考えて、これからしばらくは道に迷った。

ハノイの街で描いたマンゴーとライムの静物
ハノイの街で描いたマンゴーとライムの静物

2009年

2008年の終わりから結核が発症して3ヶ月の隔離病棟生活。

日本ではコンペや展示に参加して、生活の足がかりを見つけたかった。そういう活動をはじめてみると、日本ではそもそもコンペや展示に参加している人数が膨大で、こんなにたくさん芸術家を目指す人間がいるのに、他の国に比べると芸術への関心が低い不思議な国だし、これならチェンマイのマーケットで売っている方が、よっぽど多くの人の目につくし、それで生活もできるじゃないかと、すぐに思ったが、日本でやれることはそれくらいしかなく、ただただ続けた。

結核が治り、日本での生活に先が見えなくなると、またタイへ行ってしばらく滞在して絵を描いて、それをマーケットで売り、しかしその生活でも納得が得られないと日本へ戻って、コンペのためというつまらない動機のために絵を描いた。

クロッキー会に参加しはじめたのはこの頃。

チェンマイに戻って描いた『タイ・ダンス』
チェンマイに戻って描いた『タイ・ダンス』

そしてこれから

絵で何をしたいのかといえば、まずは仕事で絵画やイラストを使う機会を持ってお客さんに喜んでもらえるようやっていきたいというもの。これは求められるものを理解して描くので、デザインの考え方にもあるものと言ってよいと思う。

それとワタシにとってもうひとつ大事なのは、いつまでも絵を続けていられるようにすることです。
幸いにも、と言っても良いだろうが、美大に行かなかったワタシの周りには、ずば抜けて絵が上手な人間というのがいなかったので、心をくじかれることなく、自分は絵が上手で好きなんだという、言ってみれば大いなる勘違いしたまま大人になることができたので、今でもこうして続けることができているのだと思うのです。そして、絵を描くという行為は、スポーツと違って若い頃が盛りというわけではなく、むしろ逆で歳を重ねると、より面白くなっていくと思うのです。自分が爺になった頃にどんな絵を描くのかを見てみたい。

画:Te NalueThep
画:Te NalueThep

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